~Story~
二人が出会った思い出の地、ラスベガス。
遊佐はそこで恋人のヨシュアと共に甘い蜜月を過ごしていた。
半年前、遊佐とヨシュアは、カジノでお互いの人生を賭けた勝負をした。勝負に負けた遊佐は、ヨシュアの会社に採用され、その心も長い時間をかけて口説き落とされたのだ。しかし、再び訪れたカジノで、金髪の美しい男に新たな賭けを持ちかけられてから、遊佐の運命は変わり始める…。
「お金ではなく、お互いの最も大切なモノを賭けないか?」
男との駆け引きは、ただのカジノゲームではなかった。愛するヨシュアと、ふたりの大切な会社ウェルネスを守るため、遊佐は男と密約を結ぶ…。
このウェルネスシリーズの3作目。今回も遊佐奈央が主役です。
血筋も育ちも日本人の遊佐…に対し、血統は日本人だけど中身は完璧アメリカンなヨシュア。いつでもどこでも臆することなく遊佐を求めるヨシュアに、ヨシュアの地位や立場、自分たちが同性であること、そして遊佐自身が抱かれる立場であることなどから、自分からヨシュアを欲することができない。
そんな遊佐に対し「君からは求めてくれない」と拗ねるヨシュア。戸惑う遊佐。。まぁ日本の道徳として秘め事はあくまで秘めやかに…はしたなく求めてはいけませんってのがなんとなく残っているので、遊佐の行動も納得。。
そんなバカップル仕様の悩みを抱えてた遊佐に、美しい王子様のような容貌をしたリシャールの罠が!!!リシャールは、ヨシュアに深い恨みをもち、ヨシュアに報復するために遊佐に近づいたのだった。ヨシュアとの直接対決ではなく、遊佐を傷つける事でヨシュアを苦しめようと考えるリシャール。
リシャールのこざかしい罠に悩む遊佐。リシャールの提案にイエスといえば、ウェルネスは安泰だが遊佐はリシャールのものになり、ヨシュアが傷付く。ノーといえば、遊佐とヨシュアの関係や、遊佐がウェルネス社に入社したいきさつなどを面白おかしくマスコミにばら撒くといい…どっちにころんでもヨシュアが傷付くことにグルグルになって行き詰まる遊佐。さて、どうする?
傲岸不遜のヨシュアの「ヘタレモード」が少しだけ見られたこの作品。1作目は「オーパス4の時計」2作目は「紅い龍」そして3作目は「クロス(十字架)のネックレス」。細いチェーンのついたクロスにまつわる過去がでてきたり、そのクロスに助けられたり。。
ウェルネス社も変わらず前進していきます。
ここで新しいキャラクター、ヘンリーが登場。ウェルネス社のCEOであり、ヨシュアの友人。そしてこの人もまた、男性と恋をする。
最高責任者(CEO):ヘンリー=ほも、最高執行責任者(COO):ヨシュア=ほも、ウェルネスジャパン日本開発準備室:遊佐=ほも、同準備室:ティエン・ライ=ほも、香港出店準備室:高柳=ほも
会社の主要メンバーがホモばっかりのウェルネス社、( ̄ー ̄)bグッ!
まだまだ続きます♪